前衛にいる時のボールの待ち方
心構えとして,毎回ボールが来た時に「どうするか」を明確にしておかないと,いざボールが来た時に反応できないことがあるという話。 「今の触れたのに(触れなかった)」ということがよくあるけども,それはボール来てから判断しようとしているため。 予め「どうするか」を一択,一つでも決めておけば,その「どうするか」と一致してないボールが来ても「反応」はできるようになる。
漫然と待ってると急なストレートアタックに対応できなかったりするし,後衛の深いクロスラリーが続いているような時こそ毎回きっちり頭を働かせておくようにしたい。 ストレートアタックにも対応できるだろうし,チャンスを見逃すこともきっと少なくなる。
上は過去のエントリで「待ち方」の姿勢に関する考え方。これも改めて意識し直しておきたい。
ブルガリアンスクワット
テニスにおいてパワーを出すのにお尻を鍛えるのが重要だと思ってスクワットはけっこうやっているんだけど,50回3セットくらいでは負荷が足りない(筋肉痛が起こらない)ことに悩んでいたところで見た動画。
ブルガリアンスクワットは,片足を後ろに下げて台に置いて片足ずつやるスクワット。片足になるのでバランスを保つためにもお尻の筋肉が使われるし,前傾を深くすることによって前腿でなくハムストリングや大臀筋に効くようになるとのこと。
いざやってみると,バランスを保つだけでもかなり大変。その上片足だけに体重が乗るので負荷もかなり高くて1セット15回で限界を迎える感じ。片足2セットずつやったらお尻のあたりがダルダルになった。普通のスクワット50回3セットよりかえって時間をかけずに高い負荷をかけられるようになったと思う。
キックサーブ
指導を受けた方のサーブが劇的に変わっていたのが驚き。 ポイントとしては次の2点がある。
- 左側からラケットを出す意識を持つ。
- 回転をかけようとしすぎない。巻き込むような動きになりがち。
両方とも,最終的には身体の開きを抑えることに繋がってそうに見えた。 あと,スタンスがクローズ過ぎると身体が打球方向に回ってしまって結果巻き込むような打ち方になってキックしなくなる。 開き過ぎなければ,スタンスは無理のない範囲で打球方向に向いていてもよさそう。
サーブのトスアップの練習
- 座った状態で練習。押し上げる感覚を身につける。ボールを2個・3個持った状態でやると掌が上向きで固定されるのでよい。
- ラケットは持たず立った状態で練習。膝を曲げるのと同時に沈み込みながら上げる感覚が大事。
- ラケットを持って練習。右手と左手の連動を意識する。
と段階的にやっていくというのがポイント。やっぱりまずは座った状態で安定しないと,立って,ましてやボールを打とうとしている中で安定するわけがない。 座った状態だと家でもできるかな,とは思うけど天井に当たるんよね。。外で少しずつでもやっていきたいところ。
回転のかかり方
「きついスピンがかかったボールに対して真っ直ぐな面,伏せた面で当てても勢いによってはアンダースピンになる」 という前提で,スピンをかけてボールを返すことを考えると,
- 緩い棒球が来た場合,面をオープンにするかスイングスピードで持ち上げる
- スピンの強いボールが来た場合やライジングの場合,面を被せ目にしてラケットのスピードも上げる
ということが必要になる,ということ。
上の二つの判断がなかなか難しいところ。たとえばスライスがバウンド後「止まる」か「滑る」か,みたいに慣れが必要かなと。 あと,二つ目については,動画内でも触れられていたけど「コンパクトに振って合わせたい」反面で「スピンをかけるにはスイングスピードが必要」という相反することが要求されるのが難しい。